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ACLS復習メモ・・・⑨ 無脈性心停止のアルゴリズム [ACLS&BLS]

無脈性心停止のアルゴリズムについては“ACLSプロバイダーマニュアル”のp42・54、および“AHA心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドライン2005”のp77もしくは“ECC(救急心血管治療)ハンドブック2005”のp7をご覧ください。

しつこいようですが、最初の緑色のボックスはBLSアルゴリズム。酸素があれば投与。そしてモニターや除細動器があれば装着です。
BLSを指示し、スタッフに行ってもらいながら、酸素投与やモニターチェックを指示します。モニターが装着されたら、心リズムをチェックします。
そこで、除細動が必要なリズムか除細動をしてはいけないリズムかの判断をします。
除細動が必要なリズムだったらすぐに除細動。除細動器にとっての推奨エネルギー量が決まっていてそこだけ表示が変わっている機械が多いです。うちの病院にある機械は150Jが推奨エネルギー量でそこだけ字が大きくなっています。二相性の場合推奨エネルギー量が分からないときは200J、単相性では360Jを選択します。
除細動の実際についてはTechnology Review のところに書いています。

除細動をしてはいけないリズムの場合で、PEA(無脈性電気活動: pulseless electrical activity)のときはCPRを続けながら心停止になってしまった原因を検索します。原因を治療するいことが心拍再開のカギになるからです。
同じく除細動をしてはいけないリズムで心静止の場合も実際にやるべきことはPEAの時と変わりありません。ただし、本当に心静止なのか、VFが隠れていないかを確認することが必要です。
G2000のときはフラットラインプロトコールと言って、モニターの電源が入っているかの確認、コードやリード線が接続されているかの確認、モニターの感度を上げたり誘導を変えてみて本当に心静止なのかの確認をしていました。今ではフラットラインプロトコールという言葉は使いませんが、VFを見つけるために確認する内容はフラットラインプロトコールと同じです。忘れないようにしましょうね。
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