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多機能ペン [趣味]

趣味と言えるかどうかわかりませんが、実はわたしはすごく文房具が好きです。
先日次男が“友だち以上恋人未満”のガールフレンドに多機能ペンをプレゼントした話題を書きましたが、わたしの中でも今月のマイブームは多機能ペンなんです。
わたしも次男も元々ボールペンが好きなんですけど、・・・・あ、末っ子長女もボールペン好きです。

年が明けたらわたしと娘の誕生日がくるので、自分のペンを探すのと同時に次男がガールフレンドに贈った5000円のペンを探しているのですが、どれなのか全くわかりません。次男に聞いたらメーカーは覚えてないらしいです。
どうやらスタイリッシュなブルーのペンらしいのですが・・・。
“夢彩都”という複合商業施設に男の友達数人と行ったらしく、その中の文房具店で購入したのです。最初わたしがいろいろネットで調べているのを見ていて、ドイツのステッドラー社のアバンギャルドという複合ペンがそこで買えるのはチェックしていたようです。時間があれば名前を彫ってもらえたのですが、ギリギリで購入したのでさすがにそこまでは無理だったようです。
でも、アバンギャルドは友達が買ったそうで、「俺が買ったのとは違う。」と言われました。まあ、値段も違うし・・・・・アバンギャルドは3000円でアバンギャルドライトは2000円でした。

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ステッドラー社(ドイツ)のアバンギャルド。
機能は黒ボールペン・赤ボールペン・蛍光オレンジボールペン・0.5mmシャープペンで、全長148mm、重量:18g(実測)と軽い仕上げになっています。

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おなじくステッドラー社のアバンギャルドライト。
アバンギャルドライトはステッドラーの持つ最新技術を駆使し、機能美とデザインに徹底してこだわったシリーズだということで、アバンギャルドに比べて全長が16ミリコンパクトになって手帳やハンドバッグにぴったりサイズとか。働く女性向けのシリーズですね。機能は黒ボールペン・赤ボールペン・0.5mmシャープペンです。
わたし的にはアバンギャルドライトが好きです。欲しいボールペンランキング2位です。

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「ACME」はハワイのブランド。この中の“デイトナ”というデザインの黄色いペンがわたしの欲しいボールペンランキング1位です。
ボールペン・シャープペン・マーカーペン・スタイラスペンが入っています。
わたしは携帯電話のほかにPHSのWILLCOM03を使っているので、スタイラスペンはあった方が使いやすいかなあと思うので。

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相方もWILLCOMを使っているので今年のクリスマスにはロットリング社(ドイツ)のトリオペンに名前を入れてプレゼントしました。これはボールペン・シャープペン・スタイラス(入力)ペンがセットされていて名前も“トリオペンインプット”と言います。

で、次男の購入したボールペンですが、ボールペンが2色(黒・赤)とシャープペンがついているペンだそうです。
ペン軸の色が青ということで探してみました。・・・・・「ACME」にも青いボールペンがありますが、機能的には違っているので。

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1枚目の画像はぺんてる社のランスロットというシリーズでなかなかおしゃれです。2枚目の画像は多機能ペンの代名詞ともいえるゼブラ社のシャーボ。
・・・・だいたい5000円だと、このくらいの製品がヒットしました。

どのペンを贈ったのか気になるんですが、次男からは「気にすんな。」と言われてしまいました。どうでもいいのですが中学生がセレクトした多機能ペンがどんなもんか気になるんです。
でもどちらもわたし的には中学生の女の子が持つにはおしゃれじゃないんです。

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これくらいのペンがおしゃれではないでしょうか?
こちらは三菱鉛筆の女性向け多機能ペン。“ジェットストリーム F”シリーズ。
600円~700円台なのでお手軽ですし、見た目はもっと高級ペンに見えたりして。
わたしはまずこのペンを購入しようかと考えています。これなら普段に使うのもいいし、仕事に使ってもいいし、失くしてもあんまりがっかりしないかも。3色ボールペンのシリーズと2色+シャープペンのシリーズだそうです。ちょうどいいスタイラスペンの替え芯があったら赤ボールペンと替えて使おうと思っているのですがいかがでしょう。

クリスマス [思春期]

すごく面白いことがあったので、ちょっとだけ子どものことを書きます。
皆さんはサンタクロースの存在を信じていますか? わたしは信じています。
人間としてのサンタクロースではないのかもしれませんが、がんばっていたらきっといいことがあるよっていうサンタクロース。
そしてやはり人の心の温かさとか、愛情とかいろんな意味でのサンタクロースです。


・・・・うちの子どもたちは4人ともサンタを信じています。
っていうか、フィンランドのサンタ村にはサンタさんがいますよね。で、サンタ郵便局もある。
そこから本当にサンタクロースが来ると思っているのです。
高校1年生と中学1年生のお兄ちゃんたちもね。

実際はどうなんだろう。サンタがいることにしていたほうがプレゼントをもらえるからそういうことにしてるのかな??
なんて思っていたのですが、でもねそうばかりじゃないのかもしれません。
さすがに上の二人は、サンタがいるかどうか半信半疑だったようです。

今年の秋、息子たちが大好きなポルノグラフィティが、“ギフト”というCDを出したのですが、その付録にポルノグラフィティの二人がサンタさんに会いにフィンランドに行った様子が録画されたDVDがついていたのです。
それを家族みんなで見ていたら、段々“やっぱりサンタさんはいるよね~”なんて盛り上がり、子どもたちは早速サンタクロースにお手紙を書きました。
娘が小学校から借りてきた絵本の中に、やはりそのフィンランドのサンタ村のお話があって、そこには一人のサンタさんとそのサンタさんを助ける“サンタチーム”があってみんなで協力して世界中の子どもたちにプレゼントを配るということが書いてありました。
それをまた兄弟みんなで読んで・・・・・・というのも面白うのですが、サンタクロースがいるという結論に行きついたようです。

プレゼントは長男は図書券、次男は今読んでいるシリーズの小説の11巻から15巻。
三男と末っ子長女はDSのゲームソフトです。
そしてわたしからは長男と次男が現金5000円。
三男はサンタさんに頼んだのとは別のゲームソフト。
娘は最近大好きになったコーギー犬のぬいぐるみ。
サンタクロースからのプレゼントもわたしからのプレゼントもお財布は一緒です。
なんかわたしだけすごく損している気分です。

次男は現金でさっそくお買い物。
小学校の時からもう6年間も同じクラスで、学童保育も一緒に通った“友だち以上恋人未満”のガールフレンドに、何と5000円くらいの複合ペンをプレゼントしたみたいです。
・・・・・・実はわたしも今年は夫にドイツ製の複合ペンを名前入りでプレゼントしたんですが、それより息子がガールフレンドにプレゼントしたものの方が高いです。
わたし自身も欲しい複合ペンがあるのですが、さすがに自分のものまでは買えなかったのにね。一生もののペンですよ。
あきれるやら微笑ましいやら。
その女の子からのお返しプレゼントはアディダスのスポーツタオルでした。
長男の頃は何もなかっただけに、次男のこの行動、面白くて見守っています。

書物貧乏・・・・・っていうかテキスト貧乏?? [本]

・・・・・ボーナスが出ても、住宅ローンに子どもの教育費、その他もろもろで懐はちっとも暖かくなりませんが、またしても手痛い出費が・・・・[たらーっ(汗)]

ITLSが第6版になったのでそのテキストと、救急のポケットマニュアル。
・・・・ITLS受講したの今年の話なんですけど、もう新しいテキスト購入せねばならなくなったのでした。
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万が一ACLSインストコース受けることになったら、受講料とテキスト代で・・・・・・・[たらーっ(汗)]泣いちゃうよ。

なりたい自分になれるスケジュール帳 [つぶやき]

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来年のスケジュール帳を買いました。いちばん左がそうです。
これまでは職場で配られる職員手帳に手作りのカバーをつけて使っていましたが、3年前から気になっていたスケジュール帳があるんです。それは“HAPPY DIARY”。
なりたい自分になれるスケジュール帳として女性の間でちょっとしたブームになっているらしいのですが、まあ、目標管理がきちんとできるような書き方をするスペースがあるスケジュール帳です。わたしたちは実際に職場ではこんなことを毎日やっているわけですが、私生活ではどうかというと全くやれてない。やれている人もいるのかもしれませんが、わたしはやれていません。
最初は近未来年表。将来の目標を書くページがあります。なりたい自分とか、住みたい場所なんかも書くようになっています。項目分けがあって、仕事・恋愛・教養資格・貯蓄となっています。
その次が1年間の目標のページ。

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月のページを開くと見開きで、左側のページの一番目にあるのは月目標を書き込む欄で、主要な目標と書いてあります。その下に小さい目標を書く欄があり、横に目標達成のためにやるべきことを書き込む欄があります。
その下には女性らしく今月のエクササイズ宣言!の欄。さらにその下には買い物リストとやったことリストがあります。
右のページの一番上は今月の反省と書かれていて、主要な目標の結果を書き込むようになっています。その下には小さい欄で結果と自己評価。その下にはエクササイズ結果。一番下にはお小遣いメモとボディメモ。そのページを開くと見開きで一か月のカレンダーになっています。カレンダーの次のページから1ページが一週間になっているスケジュールのページです。
さらにこのスケジュール帳には別冊のユーザーズマニュアルがついています。それにはこのスケジュール帳の使い方が細かく書かれていて、たとえば1年間の目標のページは毎朝毎晩読むんだそうです。月の目標のページも、その月の間は毎朝毎晩です。・・・・本当に細かいです。
でも、目標って毎朝毎晩見ていないと忘れてしまうんですよ。忘れなくてもルーズになってしまって守れなかったり。でもね、わたしの場合毎朝毎晩見ることがすでに無理かもしれません。

ACLS復習メモ・・・⑨ 無脈性心停止のアルゴリズム [ACLS&BLS]

無脈性心停止のアルゴリズムについては“ACLSプロバイダーマニュアル”のp42・54、および“AHA心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドライン2005”のp77もしくは“ECC(救急心血管治療)ハンドブック2005”のp7をご覧ください。

しつこいようですが、最初の緑色のボックスはBLSアルゴリズム。酸素があれば投与。そしてモニターや除細動器があれば装着です。
BLSを指示し、スタッフに行ってもらいながら、酸素投与やモニターチェックを指示します。モニターが装着されたら、心リズムをチェックします。
そこで、除細動が必要なリズムか除細動をしてはいけないリズムかの判断をします。
除細動が必要なリズムだったらすぐに除細動。除細動器にとっての推奨エネルギー量が決まっていてそこだけ表示が変わっている機械が多いです。うちの病院にある機械は150Jが推奨エネルギー量でそこだけ字が大きくなっています。二相性の場合推奨エネルギー量が分からないときは200J、単相性では360Jを選択します。
除細動の実際についてはTechnology Review のところに書いています。

除細動をしてはいけないリズムの場合で、PEA(無脈性電気活動: pulseless electrical activity)のときはCPRを続けながら心停止になってしまった原因を検索します。原因を治療するいことが心拍再開のカギになるからです。
同じく除細動をしてはいけないリズムで心静止の場合も実際にやるべきことはPEAの時と変わりありません。ただし、本当に心静止なのか、VFが隠れていないかを確認することが必要です。
G2000のときはフラットラインプロトコールと言って、モニターの電源が入っているかの確認、コードやリード線が接続されているかの確認、モニターの感度を上げたり誘導を変えてみて本当に心静止なのかの確認をしていました。今ではフラットラインプロトコールという言葉は使いませんが、VFを見つけるために確認する内容はフラットラインプロトコールと同じです。忘れないようにしましょうね。

ACLS復習メモ・・・⑧ Technology Review  [ACLS&BLS]

前回のACLS復習メモから1カ月近い時が流れてしまいました。
外傷にたっぷり浸っていた自分の頭を、無理やりACLSに戻さなくてはなりません。

今回の外傷セミナーではかなり凹みましたがそんなことは言っていられません。すぐに自分の受講の日がやってくるのですから。



Technology Review ・・・・・・ ACLSコースで実際に使う機材に慣れるための時間です。
以下の3つの項目について手技を学びます。


1.除細動  ・安全確認。
         ・パドルの場合、パドルに約10kgの体重をかける。もしくはパッドを使用。
         ・ショックをしたらすぐに胸骨圧迫。

除細動器は単相性の場合は360J、二相性の場合は200Jを使用しますが、機械によって推奨ジュール数が違います。
自分の施設にある機械の推奨ジュール数は日ごろから確認しておいてくださいね。推奨ジュール数が分からないときは200Jです。
除細動の場合は非同期で行います。・・・・・なぜでしょう? 考えてみてください。
まず必要なことは酸素・静脈確保・モニター装着です。もちろん気管内挿管の準備も必要ですね。ACLSのコース中はこの“O2・IV・モニター”は常に出てきますから覚えておきましょう。
ショックの前の安全確認はAEDの場合3点確認です。わたし(除細動施行者)・あなた(CPR施行者)・周囲のスタッフです。
セカンダリーの安全確認は4点確認。わたし(除細動施行者)・あなた(CPR施行者)・周囲のスタッフ・患者さんが吸入中の酸素です。酸素マスクやカニューレ、BVMは必ず患者さんから離してください。
パドルオンエアー(paddle on air :パドルを機械から外して空中に持っていること)はしない。徐細動器のパドルは常に機械に装着されているか、患者さんの胸の上に置いておかなくてはなりません。パドルを持ったままで指示をしたり、ジュールの設定をしてはいけないので、注意してくださいね。ショックをかけた後の心臓は電気的に気絶させられている状態なので、ショックの後はすぐに胸骨圧迫を再開してください。
心停止のときは、できればパドルよりパッドを推奨しています。・・・・・なぜかというと胸骨圧迫がしやすく、中断時間が少なくなるからです。



2.カルディオバージョン
         ・鎮静
         ・同期
         ・長押し

カルディオバージョンは頻脈の電気的治療です。もちろん、除細動とは違います。致死性不整脈に対しておこなうカウンターショックを電気的除細動(defibrillation)といい,頻拍性不整脈に対しておこなうものをカルディオバージョン(cardioversion)といいます。カウンターショックは心筋組織全体を一気に脱分極させることにより細動を停止させますが、カルディオバージョンは、頻拍の原因となっている心筋内の反復性リエントリー回路の電気的循環を停止させることを目的としています。・・・・・・という話を何度しても、うちのスタッフはカルディオバージョンのことをカルテにカウンターショックもしくはDCショックと書きます。これっていいのかな???

カルディオバージョンの適応は脈ありVT、PSVT、af(Af:心房細動)、AF(AFL:心房粗動)などですが、この場合は必ず脈があります。そして重篤な症状がある頻脈です。意識消失とか血圧低下とか・・・。
ここでもまず必要なのは酸素・静脈確保・モニター装着です。そのほかに気管内挿管の準備も必要ですね。
除細動器の準備は、まず同期ボタンを押すこと。ほとんどの機種でモニター上のR波にマーカーが出ます。これを必ず確認してくださいね。同期して行わないと、ショックがかかってはいけない所でショックがかかり、RonTなどの危険な不整脈からVFになることもあります。同期するとR波の直後に放電するようになっています。放電ボタンを押してもR波の直後まで放電しませんから必ず放電するまでボタンを長押ししてください。電圧は単相性でも二相性でも、通常100Jを用い、無効な時はJ数を増加させて繰り返します。心房粗動、発作性心室頻拍症では電気に反応しやすいので50Jでも有効のことが多いです。治療のためとはいえ心臓に電気を流すことは少なからず心筋へのダメージが考えられますので、心房粗動、発作性心室頻拍症では50Jから治療を始めます。
患者さんは意識のあることがほとんどですから、必ず事前に説明をして鎮静をかけます。・・・・うちの病院ではセルシンのことが多いですが、ほかにはイソゾールやドルミカムなどを使用します。

VTでも脈が触れないときは心停止ですのでカルディオバージョンではなく除細動を行ってください。またトルサデポワン(torsades de pointes:多形性心室頻拍の一種)とは、QRS波形の形態と振幅が一拍毎に少しずつ変化し、基線を中心にねじれている様に見える独特の心電図波形のことですが、同期をかけていたらショックが落ちないので除細動を行ってください。


3.TCP    ・適応 
         ・60bpm
         ・確認
         ・鎮痛

TCP(Transcutaneous Pacing:経皮ペーシング)の適応は重篤な除脈。循環不良の徴候を示す症候性徐脈の患者さんに行います。
  ・血行動態が不安定な除脈:血圧変化、意識障害、狭心症など
  ・徐脈が原因と思われる不安定な臨床症状
  ・急性心筋梗塞での適応:症候性洞性徐脈・2度の房室ブロック・3度の房室ブロック新たに出現した脚ブロック
  ・症候性心室補充収縮を伴う徐脈
  ・薬物療法もしくはカルディオバージョンに不応性の頻拍のオーバードライブペーシング
デマンドレートは60回/分にセットします。電気刺激による筋肉の引きつりが不快なので鎮痛剤を使用します。脈拍の確認はソケイで行います。なぜかというと、電気刺激による引きつりによって頸動脈では脈が触れにくいからです。
波形が出ていても脈が触れなければPEAですから、必ず脈拍の確認をします。
ペーシングのエネルギーは波形が乗ったところ(一貫した心室補足、ちゃんと波形が出る)ところから2mA増し、もしくは1メモリ増しです。ほとんどの場合、40~120mAで乗るはずです。









・・・・・・・除細動をする時になぜ非同期なのかわかりましたか?
カルディオバージョンのところで説明したように、同期して行うとR波の直後に放電します。除細動を行う場合、脈なしVTの場合はそれでもショックがかかるはずですが、VFの場合はR波を判断できませんから、同期しているといつまでたってもショックがかかりません。
ですから除細動の場合は非同期で行います。

初めての長崎市内開催 [外傷(JPTEC&ITLS)]

終わりました。が、またまた凹んで帰宅しました[たらーっ(汗)]

過緊張・・・・・なんで緊張するかな~と言われても、どんなにずぶとく見えても・・・・見えるらしいのですが、もともと小心者でノミの心臓なんですから、すごく緊張するんです。

勉強してるはずでも、準備してるはずでも緊張するときはするんです。
今回のコースでも、行き届かなかった面や舌足らずの面、また受講生からは質問の意図するところがわかりにくいとの指摘を受け、課題山積です。
でも、めげずに課題を一つ一つクリアしていきたいと思います。
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来年1月には毎年恒例の消防学校二日間コース(ITLSベーシック認定)があり、JPTECインスト&ITLSプレインストとしての参加がほぼ確定・・・・・・・たぶん。
でもその前に、12月の自分のACLS受講があったりする。
元々内科系の看護師なので、ACLSの方が安心できることは安心できるけど。・・・・・安心って言い方は変だけど、復習はきちんとしておかなきゃ。基本的なことでへましないように。
今回のACLSは日本全国からインストラクターが集まるらしいし。楽しみながら参加。しかも指導者の目線で参加してね・・・・・なんてなにげにサイト長から軽くプレッシャーかけられてたりする。
頑張るしかないよね。
・・・・・あ、でもその前に次の週末は県の災害従事者研修へのスタッフ参加があったりする・・・・[たらーっ(汗)]
相変わらずどっぷり救急に浸ってる。



・・・・・・子どもの小学校の授業参観もあるし、忙しい日々は続く。

JPTEC受講予定の方からの質問 [外傷(JPTEC&ITLS)]

JPTECプロバイダーコースを受講する予定の方から、頭頸部保護の後、意識レベルの確認でゴロゴロ音を確認した際の手順についての質問がありました。

・・・・・・・・・・・・・・・・以下わたしの答え

うちのコースでは“基本に忠実に、シンプルに幹の部分を教える”ようにしていますので、初期評価の途中に意識の評価には戻らないと教えています。理由は初期評価は原則中断しないからです。

評価の手順は①意識の確認→②気道開通(A)→③呼吸の確認・必要に応じて酸素投与もしくは補助呼吸、もしくは人工呼吸(B)→④循環の確認・必要に応じて止血処置、さらに必要であれば胸骨圧迫(C)です。
ゴロゴロ音があって、気道開通が不十分だと判断したのであれば、気道を開通させる手段として吸引をするわけです。(A)が十分であれば(B)に進むわけですから、ここでは意識の確認をする必要はないと思います。
初期評価は15秒で終わらせなければなりません。

意識の確認をするのは、傷病者に変化があったときです。
変化があった時は意識→A→B→Cと最初から評価をやり直します。
わたしは、それでいいと思っています。



さらに質問。
ファーストコール時に医師への情報提供するさいはどうすればいいでしょうか? 全身観察をする時に再度意識レベルを宣言するのでしょうか?

意識レベルの確認もしくは評価について気になることがあるのかもしれませんが、意識レベルの低下が生命の危機に直結しているわけではないと思うのですが・・・・?

わたしは意識レベルの確認は、最初と、傷病者が変化した時と考えていいと思っています。
全身観察のときは、触診で痛みがあるかどうか傷病者に確認しながら進めていきます。その時に返事がなければ意識レベルが低下している=変化があるととらえて、意識の確認、気道開通、呼吸の確認、循環の確認とすすめていいと思います。

初期評価が終わったとき、全身観察が終わったときに、隊員に対して傷病者の評価(観察した結果と自分の判断)を伝えます。L&Gの宣言も、その時に行います。ですから、その時は当然傷病者の意識レベルについても隊員に伝えなければならないと思います。また、変化があればそのつど隊員に傷病者の変化を伝えると思っていればいいのではないでしょうか。

ファーストコールでは傷病者の年齢、性別、受傷機転、主な受傷部位、L&Gの適応と判断した損傷の概要、現場で行った処置、病院到着予定時刻などを伝えますから、その時は当然傷病者の意識レベルについても報告します。

わたしは、JPTECはできるだけ傷病者に害にならない適切な方法で、短時間で観察をし、見落としなく、必要な処置を行うための系統だったスキルだと思っています。ですから、要するに普段常識的に考えてやっていないことはやらないと考えていいと思います。

週末は外傷セミナー [外傷(JPTEC&ITLS)]

今週は月曜日がお休みだから、得したような損したような不思議な気分です。
週末は初めて長崎市内で開催されるJPTECコースのためこれから準備に取り掛かります。今回はなんと小ブース長・・・[たらーっ(汗)]大丈夫でしょうか[exclamation&question]
受講生が・・・ではなくわたしが心配です。
でも、自分にできるだけのことをするしかないので、がんばります。


今回は“全身観察”の導入&まとめを仰せつかりました。
全身観察は「ザーっと全体を見て、命にかかわる異常を見つける。」あ、もちろん小さな傷にも注意は必要ですよ。
表面からは大したことがないように見えても、内部でおおごとになってることもあるかもしれないので。
でも、まあ、基本は大きな異常を早く見つけて、早く処置する・・・もしくはロード&ゴーの宣言をする。です。
詳しく全身を見る(詳細観察)は車内収容後に観察するので、現場での観察は時間をかけてはいけません。
現場を早く出発することはとても重要ですからね。

神様からのごほうび [つぶやき]

70歳代の患者さんがお亡くなりになりました。知的障害があって、独身で身寄りのない患者さんでした。
小さいころから苦労してきた方で、知的障害もあったために働くのも難しかったことは想像がつきます。それでも自分にできる限りのことをして一生懸命に生きてきた人でした。周りの人に迷惑をかけないようにと生きてきた人です。人に嫌われないように気を使い、いつも笑顔でいた人です。いつも周りの人に感謝しながら、ありがとう、ありがとうと言いながら生きてきた人でした。

面倒を見てくれていた、おそらく近年まで同居されていたお兄さんが亡くなり、義姉とは行ききがほとんどなく、施設に入所されていたのですが、その施設のヘルパーさんがすごく親身になってくださって、ヘルパーさんだけでなく施設のスタッフの皆さんが面会に来られるし、本当に容体が悪い時には泊まり込んで付き添ってくださっていたんです。
わたしもこれまで結構長い間看護師として病院で働いてきましたが、そんなことは初めてでした。

家族もなくたった一人で最期を迎えようとしている患者さんのために、付き添ってくださったり涙を流してくれるヘルパーさんがいる。たまたまその施設に働いていたスタッフの方と、たまたまその施設に入所することになった患者さん。本当にたまたま出会った二人だったのに、心の交流があって、最期の時を迎えるそのときにもきっとさびしくないようにと、それは正直に一生懸命に生きてきた患者さんへの神様からのごほうびだったのかもしれません。
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