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ポルノのライブからの帰りです。------ネタばれあり [思春期]

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思春期真っ只中の男子が一緒についてくるのは不思議だと、職場の同僚から言われましたが、そんなもんでしょうか?
わたし的には全然不思議ではないのですが。

今日は次男が大好きなポルノグラフィティのファンクラブ限定のスペシャルライブ。
ファンクラブ会員本人1名だけ、しかも写真付きの身分証明書持参でないと入れないという、厳しい(?)入場制限のあるライブでした。
うちの場合はわたしも次男もファンクラブに入っていて、二人ともチケットの応募に当選したので、張り切って行ってきました。
・・・・まだ感動冷めやらぬ状況です。が、次男は隣の座席ですでに寝ています。
あ、今バスの中です。
後ろの座席ではサラリーマンらしいスーツ姿の男性が、発車してからずっとノートパソコンを膝の上において何やら打ち込んでいるらしいキーボードの音がします。・・・・わたしより打つのが速いようです。
わたしはバスの座席で下を向いていると、車酔いするのでバスの中で仕事をするのは無理です。

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先ほど帰宅しました。
今、11日の午前1時です。自宅に帰ってから次男と遅い・・・・・遅すぎる夕食を食べ、次男は自分も部屋で宿題中です。
まあ、そのためにバスの中で寝ていたんですから、当然です。
バスの中でパソコンを打ってたサラリーマンは2時間近く仕事をしていました。それもすごい。

思春期の子供への対応は難しいと思われがちですが、基本は小さかったころと同じだと思うんです。
難しいと思うからこそ難しくなる。わたしは、お互いのコミュニケーション不足が根本にあるんじゃないかと思っているんです。
うちの子どもの場合、コミュニケーション不足は、たぶんないと思います。
もちろん子どもの言い分は違うかもしれません。子どもの考えていることをすべてわかっているわけではないし、すべてを知ろうとも思いません。個人個人にいろんな考え方があるのは当然ですし、育った環境も、同じ兄弟であっても違うと思います。
長男が生まれた時には周りに小さい子供はいませんでしたし、お互いの親にとっても初孫で、とにかく無条件にかわいがられてりました。うちの母親はまだ現役が働いていましたから、何かあってもうちの実家に預けることはなかったし、わたしが夜勤のときは夫と長男は夫の実家に泊まりに行っていました。最初に預けられたのは、夫の遠い親せきが経営する小さな乳児園。しかも家族で経営する無認可の施設でした。夫の実家のすぐ近くにあって、便利だからというのが一番の理由で預けられたのですが、わたしはその施設があまり好きではありませんでした。
次男が生まれた時はすでに家の中に3歳年上の兄がいるわけですから、長男が生まれた時のように親や祖父母の目や手が自分一人に注がれることはないわけですし、最初に預けられたのは私立ですが認可を受けた保育園。わたしの妹が保育士として勤めていたこともあり、またわたしの母が仕事を辞めていたこともあり、次男が小さい頃はわたしの実家に預けられることが多かったと思います。しかもわたしは運よく夜勤のないセクションに移動していたので、夜勤のたびに実家に泊まるということもありませんでした。
次男と三男は4歳離れています。ですから三男が生まれるまでの4年間は我慢強い長男と自由奔放な次男(末っ子?)という構図だったと思います。三男と末っ子長女は年子です。三男は妹に対しては我慢強く、しっかり者のお兄ちゃんですが、上の二人にとっては半分おもちゃのような存在です。しかも上の二人からはあまり世話をしてもらうこともありません。娘は長男と三男から可愛がられて、小さい時にはいろいろと世話をしてもらっていました。
ですから、絶対に同じようには育てられませんし、育ちません。
うちの兄弟も4人いれば4通り、同じことを言ってもしてもきっと違う反応で返ってきます。
でもそれを楽しむ余裕も、親には必要だと思っています。子どもが親の言うことを聞いていい子にしているはずはありません。そんなこと絶対にあり得ないし、あったら不気味です。
うちの子どもたちは、基本的に自立していますし、自分の意見はしっかり主張します。でも反面すごく甘えん坊です。それはわたしたちがそういう風に育ててしまったのですから仕方がありません。今のところは大した問題もなく普通に育っていると思います。
長男が小学校低学年の時に不登校になりかけたこともあるし、いじめにあったこともあります。三男もどちらかといえばいじられキャラです。・・・・・自宅でも学校でも学童でも。でも、それはそれで本人の性格もあるので仕方がないことですし、自分でなんとかできるうちはなんとかさせようと思っています。どうしようもなくなったら親が出ていかないといけないこともあるでしょう。でもその前に本人にできそうなことをアドバイスするとか、おかしなところは注意したりしていればなんとかなると思っていますし、今まではそれでなんとかなってきました。気になることは前もって学校の先生や学童の先生にも相談していますし。
また、たまに子どものうちの一人を誘って食事に行ったり買い物に行ったりと、1対1の時間を作るように心掛けています。自分一人に親がかかわってくれる時間が、子どもには必要なのかもしれないと思うので。
二人で出掛けても悩み相談をされるわけでもないし、しょうもないことを話して終わることがほとんどです。上の子どもたちの最近の話題にはついていけないことも多いですし。でもわたしは子どもが「自分のことを考えてくれている。しっかり見守ってくれている。」と思えることが大事だと思います。だからこれからも、だれかとこっそり出かけるのを楽しみにしています。
それも長男もしっかりついてくるんですよね。それが不思議だってよく言われますけど。
そして子どもたちには必ず言葉で言います。さすがに上の子たちには最近は言いませんが、
「お父さんもお母さんもあなたたちが大好きだし、とても大事に思ってるから。あなたたちが自分のやりたいことをやれて、人生に満足できるようにお手伝いするから、自分たちも頑張ってほしい。」・・・・みたいなこと。
「どんなに馬鹿で、誰からも好かれなくても、お父さんとお母さんはあなたたちのことが大好きだから。」ってこと。
きっとどこの親もそう思いながら子どもを育てているはず。大切に大切に子どもを育てているはず。でもそれは子どもたちにちゃんと伝わっているのかな?
わたしは伝わっているかどうか心配になるから何度でも言う。「大好きだよ。」って。
子どもたちにはそれがきっと伝わっていると思います。だから話もするし、思春期の男子が母親と二人で出掛けようって気になるんだと思います。それにうちの子たち基本は甘えん坊で、妙に幼い部分があるせいかもしれません。
きっと「しゃあないなぁ。」と思いながらついてきてるんだと思います。



で、今日・・・・・もう昨日ですが・・・のライブ。

まず、放送委員からの放送が・・・・?
ライブに関する注意事項だったんですが、『私立ラバップ学園』放送委員会からの連絡に、うちの子、大ウケ。
そのあと何と学ランに身を包んだポルノの二人が登場して1曲目は『学園天国』。
1時間目は音楽の時間だったんですね。
2曲目はなんとハルイチボーカルの『つっぱりハイスクールロックンロール』。うちの子目を白黒させていました。そしてアキヒトの『卒業写真』。いい感じでした。

2時間目は社会。
私立ラバップ学園2年A組13番 新藤晴一くんと、2年B組6番岡野昭仁くん。
森迅史(もりはやし)先生のもと、ご当地クイズで盛り上がりました。
これまで0勝6負だった、ハルイチが初勝利。記念すべき日になりましたね。

3時間目は抜きうち文化祭。
因島高校の文化祭でのエピソードも披露してくれました。
3時間目のセットリストはこんな感じ・・・・・でも順不同。ちょっと覚えてないんです。
ビタースウィート
Love,too Death,too
ギフト
A New Day
約束の朝
Century Lovers
ネオメロドラマティック

で、アンコール。
12月発売予定の、「今宵月が見えずとも」を聞いた後、まだ演奏は続いていましたが会場を後にしました。

・・・・・長崎行きの高速バスの時間が迫っているから。
次男は明日も当然学校。今日の宿題もあるので、あまり遅いバスには乗れなくて。
仕方がないですね。
・・・・バス待ち中の次男。

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・・・・・そろそろ次の準備? [外傷(JPTEC&ITLS)]

先日のACLSのお手伝いから、12月のACLS再受講に向けて頭の中がACLSでしたが、その前に11月29日のJPTECに向けて準備をしなければなりません。
昨日今日で、壱岐コース(JPTEC&BLS)も開かれていることですし、壱岐コースに参加されたインスト、プレインストの皆さんはまたいろいろな反省点や考えることがあって、成長してることでしょうし・・・。

今度は外傷頭になるように、DVDでも見て復習します。





・・・・ということでACLS復習メモはしばらくお休みします。



明日は、仕事は休みなんですが、次男と一緒にポルノグラフィティのファンクラブ限定イベントに参加予定です。
すごく楽しみなんですが、次男の授業が終わってから、高速バスに飛び乗って福岡に行く予定で、今回もまた『弾丸ツアー』になる予定です。
福岡滞在時間は2時間くらいかな???
でも、二人ではじけてきますよ!!
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ACLS復習メモ・・・⑦ 心停止 [ACLS&BLS]

心停止の4つの波形
ここで言う心停止とは、アレスト(Arrest)とかフラット(flat)とよく言われる、モニター心電図が一直線になっている状態のことを指すのではありません。脈がなく、全身に血液を供給できない状態のことを言います。

ACLSで重要な、緊急の治療を要する4つの心電図モニター波形について考えてみましょう。

心停止(Cardiac Arrest Rhythm)とは、11月3日のACLS復習メモ・・・⑥ ACLSにおける心電図にも書いていますが、① Asystole(心静止)、② Pulseless Electrical Activity (PEA=無脈性電気活動) ③ VF(心室細動) ④ PulselessVT(脈なし心室性頻拍)の4つの波形のことを言います。
この4つの波形では、心臓が血液を全身に拍出することができないため、まずしなければならないことは胸骨圧迫です。
あ、もちろん胸骨圧迫に先駆けてprimary Surveyは必要ですよ。


① プライマリーサーベイ
意識がなければ人を呼び、呼吸の確認をして呼吸がなければ人工呼吸2回。
総頸動脈で脈拍を確認。なければ胸骨圧迫と人工呼吸を30対2で開始。
酸素があれば投与する。・・・・・この場合BVMでの人工呼吸を想定しています。

意識・A(airway)・B(breathing)・C(circulation)ときたら次はD(defibrillation)・・・つまり除細動となるわけで、ここまでをプライマリーサーベイとするんですが、除細動には適応があるので、意識がなく、呼吸と脈拍がなければ何でもすぐに除細動というわけにはいきません。
このときの波形が心室細動(ventricular fibrillation: VF)か脈なし心室性頻拍(ventricular tachycardia: VT)の場合のみ除細動(defibrillation: D)の適応になります。
人が集まり,救急カートや心電図計,除細動器がそろった際には,すぐに心電図を装着します。そして心電図波形を評価します。
そして適応があれば除細動を行います。
VFと無なしVTに対する早期除細動の必要性をBLSに持ち込んだ概念になります。

② セカンダリーサーベイ
BLSのprimary ABCD surveyに対して、ACLSではsecondary ABCD surveyへ進んでいきます。
A(airway)・B(breathing)はエアウェイや気管内挿管を用いたより高度な気道管理というわけですが、ここでは気管内挿管の実習はやりません。
十分に患者さんの胸郭が持ち上がる換気ができればいいのです。ただし、酸素投与は必ず行ってください。
C(circulation) 静脈路もしくは骨髄路の確保。適切な薬剤の投与や経皮ペーシングなどを行います。
D(Differential Diagnosis) 鑑別診断と治療可能な原因の検索です。
CPRを行いながら11個の病態を考えます。・・・・・G2000のコースではこの11個を覚えておかないと、よく言わされていました。
その中に治療をしたら劇的に状態が改善する病態があります。これは必ず見つけてあげなければいけませんよね。
それは、循環血液量減少・心タンポナーデ・緊張性気胸です。





患者さんの反応がなく、スタッフを集めてCPRを開始しながら酸素投与、静脈路確保、モニター装着を指示しました。
さて、モニターをつけたら波形がフラットでした。さあどうしましょう。









心電図を装着してまっすぐな直線(flat line)だったからといって、すぐに心静止と評価してはいけません。
もしかしたらそこには除細動が必要なVFやVTが隠れているかもしれないからです。
ここで行わなければならないことはG2000で『 Flat line protocol 』と呼ばれていたもので、本当に心静止(flat line)かどうかの確認です。なぜかというと、同じ心停止と呼ばれる状態でも治療の仕方が違うから。心静止の場合は薬剤投与をしながらCPRを続けていくしかないのですが、もし、VFやVTだったら除細動をすることによって心拍再開する可能性があるからです。
モニター電極装着を確認し、モニターの感度を上げる。そして誘導を変えることによって、隠れたVFが発見できるかもしれません。



カメラのこと・・・・携帯電話のカメラ [趣味]

これまでこちらのブログでは、仕事のことと救急医療(蘇生)に関すること、パソコンのことしか書いていませんでした。
これからも基本的にはそうなのですが、パソコンに付随するものとしてのデジタルカメラのことを時々書いてみるかもしれません。
というのも、今仕事(と救急医療)のほかにはまっていることが写真や画像に関することでもあるからです。


携帯電話のカメラについても、コンパクトデジタルカメラと同じことが言えるのかもしれません。
昨年の春まで4年近く使っていた携帯電話は、カメラの機能を重視して購入した『CASIO A5403CA』でした。もちろんWINではありません。
「au初の2.0メガピクセルCCDカメラを搭載した携帯電話です。UXGAの画像が撮影できる本格的なカメラ性能を備え、誰でも簡単に綺麗な写真を楽しめる機能や使い勝手を追求しました。また、カメラ性能の高画質化に合わせて、鮮明な画像を表示できる高精細2.2インチQVGAクリスタルファインカラー液晶を採用。さらに、データの保存や写真プリント時に便利な外部メモリとして、16MB miniSDTMメモリカードを付属しています。」といううたい文句でしたが、この携帯電話のカメラは、実際によくできていたと思います。
元々デジタルカメラに強いメーカーならではの携帯電話でした。
そして今使っている携帯電話。もちろんWINで、カメラの性能もいいと思って購入しましたが、こちらのカメラにもがっかりさせられています。
カンタンコンパクトワンセグケータイらしいですが、パンフレットやHPでカメラに関しては「有効画素数324万画素オートフォーカスの高画質カメラ。最大29段階のなめらかズームや接写機能を搭載しています。手振れ軽減機能を搭載したことによりケータイでの写真撮影をしっかりサポート。撮った写真をキレイにプリントアウトできます。」と書かれています。
CASIO A5403CAは200万画素1/2.7インチのCCDカメラでしたが本当に鮮やかでシャープな写真が撮れていました。今の携帯電話のカメラで撮った写真は、画質が粗く、暗めの印象です。
やはり携帯電話のカメラの画素数も大きくない、200万画素くらいのものがよさそうです。わたしの場合はテレビはほとんど見ないのでワンセグはいらないのですが、カメラは必需品です。次に携帯電話を変えるときにもカメラの性能で選びたいと思っていますが、パンフレットなどではカメラの性能がわかりにくいのが難点ですね。単純に有効画素数だけでは比較できないようですし・・・。


ま、カメラの話はこれくらいにして、『初級デジタルカメラ講座』で面白い画像加工のフリーソフトを教えていただいたので、できあがった写真を載せてみます。

まずは加工前。
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で、加工後
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トイカメラで撮影したような青い色が強めで画質の荒い、ノスタルジックな写真になりました。
こちらのソフトはフリーソフトで、こちらからダウンロードできます。

初級デジタルカメラ講座 [趣味]

パソコンを買ったばかりのころ。・・・・・・初めての自分専用マシンはWindows98でしたが、そのころにインターネット通信のCG講座を受講していたことがあります。
女性が立ち上げたSOHOのグループで、実際にグラフィックソフトを使ってCGのお仕事や本の挿絵などのお仕事をされている福岡県在住の女性が講師でしたが、楽しく受講させていただきました。1年間くらいでしたが本当にCGの基本というものを教えていただいたと思います。

そのころに自分のHPを作り・・・・・・・ホームページビルダーなどのHP作成ソフトは使わず、タグはほとんど手打ち&フリーの講座からのコピペでやっていましたが、自分のHPに使うボタンやアイコンなどの画像を自分で作りたくて、子どもたちが寝てから夜中にちまちま作ったりしていました。
趣味と子育てのHPだったのですが(その中の一部にお仕事関係のブログとしてso-netブログをリンクしています。)、勢いあまって素材の無料配布もしています。
最近は新しい素材を作ることはないし、わたしの素材集には目新しい素材がたくさんあるわけでもなく、利用してくださる方も少ないのですが、まあ自分のために趣味で作ったものが、誰かのお役に立ったらいいかなぁくらいの軽い気持ちで作っています。
素材も、自分で絵を描いて作るのもそうですが、写真を加工して作るもの面白いと思います。最近は写真を加工して作る素材の方が多いですかね。あと、医療系の素材が意外と少ないので作れたらいいなあと持ったりすることはあります。

写真についてですが、もちろんカメラの性能がいろいろで気に入ったり入らなかったりすることも多いですし、新しいカメラだからいいというわけでもありません。
わたしはmixiもやっていますが、今日『初級デジタルカメラ講座』というコミュに入りました。今さらのようですが、デジタルカメラは4台目になっても思うように使いこなせてないし、鮮やかでシャープな写真が好きなのですが新しいカメラは画像がソフトで全く気に入りません。何とかならないかなと思う気持ちと、また今後カメラを買い替える時に後悔しないようにしたいという思いもあるし、あまり難しくなくて、気軽にデジカメのことを知りたいと思い、まずはmixiのコミュで知りたいことを教えてもらおうと思いました。このコミュは管理人さんがある意味専門家らしいので、結構難しいこともしっかり教えてくださるようなので気に入ってます。
そこで、【画素数は多い方がエライのか? 】というトピックがあって、まさに目から鱗です。
わたしが以前使っていたOLIMPUS C4100Zoom(400万画素)と今使っているFUJIFILMのFinePix F50fd(1200万画素)。
どちらもそんなに高級なものではなく、気軽に使えるお手軽な価格のカメラですが、画像の鮮やかさとシャープさは、好みもあるかもしれませんがOLIMPUS C4100Zoomの方が勝ってると思います。
特にブログや日記、HPで使う写真を撮るのでしたら、圧倒的にOLIMPUS C4100Zoomの写真のほうがキレイです。室内を写した写真もそうです。
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なのになぜカメラを変えようと思ったのか。それは C4100Zoomの記憶媒体がスマートメディアだからということと、大きくて重くて持ち運びが不便な上に消費電力が大きくて常に予備の電池を持っていなくてはならないからです。
軽くてコンパクトで持ち運びしやすく、かつ画質のいい写真が取れるカメラってなかなかないんですね。
そちらのコミュで知った『デジカメに1000万画素はいらない』(たくき よしみつ著)という本を読んでみたいと思って、早速注文してしまいました。

カメラを買い替える前に知っておきたかった本かもしれませんね。

次男の携帯電話 [思春期]

うちはわたしと長男はそれぞれ1台ずつ、次男・三男・長女で1台の携帯電話を使うことになっています。この3台の電話はauです。
夫は電話を持ち始めた時からPHSで、今でもずっとPHSです。

次男・三男・長女が使うことになっているけど、ほぼ次男が使っている携帯電話はもともと長男の名義で、学割のきく機種だったのでWINではありませんでした。学割は2年契約が基本で、今月ようやく2年が過ぎたので次男の携帯電話の機種変更に行きました。ずっとWINに変えたがっていたのです。子どもたちの通う学校は、中学校はもちろんですが高校も携帯電話持ち込み禁止になっているので、普段はあまり持ち歩くことはありません。長男は、たまに学校に持っていくことがありますが、電源を切って通学バッグに入れているらしいです。・・・・緊急の用事があって連絡しようとしても連絡できませんでした。
そのくせ自分が用事がある時は平気でかけてきたりするんですけどね。
子どもたちの電話はがっちりフィルタリングをかけているので、アダルトサイトはもちろんのこと、検索サイトや自分のブログにもアクセスできないようです。
あ、でもPSPで見たりするのであまり意味がないのかもしれませんが。
電話代は7000~8000円くらいです。・・・使いすぎですよね。
これまで次男が使っていた電話は、通話料(パケット代込み)が3000円になるとお知らせが来て、5000円使った時点で通話もパケットも止まる設定になっていたのですが、WINになってパケ放題なので設定を変更しました。

三男と長女は、携帯電話を貸してもらえないので、わたしのPHSを狙っているようです。


次男と二人で行ったのですが、子どもの携帯電話を見てると自分も携帯を変えたくなってしまいました。

BLSforHCP更新コース [ACLS&BLS]

G2005のコースが開催されるようになってもう2年が過ぎようとしているんですね。
JCS(日本循環器学会)で更新コースが始まるとのことです。
詳細はこちらから
スケジュールは午前の部が8時30分開始で12時30分まで、午後の部が14時から18時までの予定で費用は8,000円です。


これまではG2000で受講された方の更新ばかりだったので、うちのサイトではG2005のコースをフルで受講していただいていたのですが、もうG2005で受講された方が行進する時期になっているんですね。

ACLS復習メモ・・・⑥ ACLSにおける心電図 [ACLS&BLS]

心停止はつまり①反応がない ②呼吸がない ③体動がない ④脈が触れないことで判断します。見る人の五感による評価でその時に現場にモニターはありません。

ACLSで、治療の対象となる不整脈
1.Cardiac Arrest Rhythm
  1) Asystole
  2) Pulseless Electrical Activity (PEA)
  3) VF/PulselessVT
  ※除細動が必要かどうかを鑑別するためにモニターが必要です。

2.Non Cardiac Arrest Rhythm
  1) Brady cardia
  2) Stable Tachy
  3) Unstable Tachy


《心電図モニターの見方》
1.患者さんの状態が安定しているかどうか。
  実はこれが一番大切なことですよ。
  だって、心拍数160回/分のVTでも、脈が触れて、動悸以外に症状がなければ
  あわてて治療する必要はありません。
  血圧だって測れるはずですから。

2.心拍数は速いか遅いか。
  心拍数>150回/分  緊急カルディオバージョンの準備
  心拍数< 60回/分  絶対徐脈
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  ・・・・・ちょっと徐脈なモニター心電図ですみません。
  20年くらい前の院内勉強会の時に使ったモニター波形です。
  紙送り速度が25mmのとき、一番小さいマス目一マスで0.04秒、5mmで0.2秒になります。
  簡単に心拍数を読む方法として、300割る5mmマスの数というやり方があります。つまり、
    5mmマス1個で心拍数はおよそ300回/分
    5mmマス2個で心拍数はおよそ150回/分
    5mmマス3個で心拍数はおよそ100回/分
    5mmマス4個で心拍数はおよそ75回/分
    5mmマス5個で心拍数はおよそ60回/分 ・・・・・というわけです。

3.R-R間隔は整か不整か。

4.QRSの幅の広さは広いか狭いか。
  QRSの幅が3mm(一番小さいマス3個)以上あると広いと判断してください。
  narrow QRS -- 狭いQRSは上室性(房室結節まで)
  wide QRS ----- 広いQRSは心室性(房室結節より下)

5.P波とQRSの関係はどうか。
  ・P波はあるか
     Ⅱ誘導で上向きのP波がなければ正常洞調律ではないと判断してください。
  ・QRSに先行するP波があるか
  ・PQ間隔は一定で正常かどうか
     PQ間隔の正常は0.12~0.2秒(3~5mm)
     PQ間隔がわかりにくい時はPR間隔を見てください



とても長い一日 [ACLS&BLS]

カテゴリーは『ACLS&BLS』ですが、ちょっと違うかもしれません[たらーっ(汗)]

わたしはこちらのブログではあまり家庭のことは書かないのですが、今日はちょっとだけ書きたいと思います。・・・と言ってもわたし自身のことですが。

今日は夜中の0時15分から朝9時までの勤務。・・・・0時15分なんて中途半端なのですが、うちの病院の場合、三交代の勤務時間が深夜勤務0時15分から9時、日勤8時15分から17時、準夜勤務16時15分から翌日1時となっています。
今日は深夜勤務なので0時15分から。・・・・仮眠していたのですがちょっと寝坊して、0時10分に病院に入りました[たらーっ(汗)]
あ、勤務時間は更衣時間も含んでいて0時15分スタートなので、管理申し送りは0時20分からです。うちの病院の場合15年くらい前から申し送りは廃止になっていて、各勤務帯のリーダー(うちの場合はICUリーダーが総リーダーです。)が管理申し送りだけするようになっています。管理申し送りとは事務引きつぎと重症者、手術や何かイベントのあった患者さんの申し送りだけという内容になっています。速けりゃ1分、遅くても5分で終わります。

三連休前の週末で患者さんの数は少なめ。手術も水曜日に下肢血行再建術があっただけなので大きなイベントはなし。人工呼吸器を装着している患者さんもいなくて、ICUも吐血で救急搬送された患者さんだけで、その患者さんの状態も落ち着いていたので、まあ暇でした。
・・・・・・救急病棟が暇っていいことですよね。病院経営的にはダメかもしれませんが、社会的には。
わたしの受け持ち病室の患者さんが胸痛発作を起こして、血圧が低めで経過していましたが、1時過ぎには落ち着いて入眠されましたし。術後の患者さんもICUを出て元の一般病室に戻っておられてさほど問題もないようでしたし。それでも持続点滴の患者さんが3名、中心静脈栄養の患者さんが2名はおられましたが。(わたしの受け持ち病室のみ)
予定通り9時に仕事は終わりました。


市内の某病院で、今日明日開かれるBLSコース。
仲良しの看護師さんが対馬から来られているので、仕事帰りに直行。途中9時から開いているおいしいケーキ屋さんに寄って手土産もゲットしました。
10時前には会場入り。今日は8ブース23名の受講者の皆さんが頑張っておられました。そして、12月のインストラクターコース受講予定のインストラクター候補生が6名とほかにアシスタントできてくださっているBLSプロバイダーの方が2名。各ブースのアシスタントとして配置されていたのですが、初めてお会いする方が3名ほどいらっしゃいました。長崎の場合、離島はもちろんですが、佐世保を中心とした県北地区、大村を中心とした県央、島原地区と長崎市周辺地区に別れてコースを開催しています。同日2コース開催などもあって、最近スタッフに加わってくださったプロバイダーの方やインストラクター候補生の中にはお会いしたことがない方もいらっしゃいます。あと、驚いたことにもう何年もアシスタントに来てくれていた若い男性の看護師さんが、まだインストコース受講してなかったことが判明。・・・・・・もう勉強することないんじゃないですか???って感じでした。
これまで何度かアシスタントに来ていても、ブース付きのアシスタントしかしたことがないインストラクター候補生の方もいらっしゃって、マネキンの肺の交換や、コース終了後のクリーニングなどを指導させていただきましたが、はじめて見たと驚いていた方もいらっしゃいました。コース運営が一人でできるようになっておかないといけないんですよというお話をさせていただきました。
今回のインストコースに先立ち、インストラクターになるには、スキルが完全であることは勿論、知識も十分に備えていて、なおかつコース運営もしっかりできなくてはという『心得』も配られたらしいです。・・・・・わたしたちはG2000のころにインストラクターになったので、違った意味での厳しさがありましたが、その『心得』見てみたいです。
なんてことは置いといて、16時過ぎにコース終了。もちろん皆さんプロバイダー合格です。


さて、今日も反省会という名前の懇親会があるのですが、行きたい気持ちをぐっとこらえて大急ぎで自宅へ向かいました。
なんせ18時から21時まで子どもたちが通うバドミントンのクラブチームの当番ですから。まず体育館のカギを管理人さん宅に借りに行って、体育館を開けるところから始まります。
と思って家に着いたのが16時55分。ところが家にはだれもいません。どうなってるの?? どうやら次男の部活(バドミントンですが)が中学校の体育館が使えなくて、民間の体育館を借りて行われたようで、みんなで迎えに行ってたらしいです。
と思いながら、わたしは30分間の仮眠。17時40分には身支度を整えて家族全員で体育館へ向かって出発!!
最初のランニングとダッシュは見学しましたが、ストレッチからはわたしも子どもたちと一緒にフル参加。・・・・・夜勤明けで寝てないのにこの元気はどうよ?

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“羽根上げ”中の三男です。今日はバックで羽根を垂直に上げて何回連続で打てるか・・・・・・コーチからは10回なんて論外。半面で20回以上よ・・・と言われた次男はがんばっていましたが、最高24回・・・?だったかな?

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やってみると垂直に羽根を上げるってなかなか難しくてわたしはコート全面を使って13回が最高でした。三男はピンクに塗られた部分だけを使って20回以上連続で打つことがノルマでしたが・・・・一応達成かな?

そのあとわたしは昨年度の小学2年生以下の部で長崎県第三位だった三男と11点マッチの試合をして、11対5で負けました。

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・・・・・さらにそのあとシャトルすくい中のわたし。がんばってます。


21時に練習が終わって、今日はもう夕食作れないと夫婦ともにギブアップ。・・・・・うちの場合は夫が夕食を作ってくれることも、結構あります。・・・お弁当を買って帰宅しました。
本当に長かったけど、でも楽しい一日でした。


・・・・・ブログもがんばって連続更新中です。
今回は仕事がお休みでもACLS復習メモというお題があるので何とか続いています。
明日は準夜勤務。さて何時に起きれるでしょうか??

ACLS復習メモ・・・⑤ Airway Management(気道管理) [ACLS&BLS]

Airway Management(気道管理)

G2000までのACLSコースでは挿管の実習もありました。が、2日間コースのタイトな時間の中で気管内挿管の技術を習得するのは非常に難しいこと、G2005では質の高いCPRには必ずしも気管内挿管は必要でないこと(BVMによる十分な換気ができていればよい。)などからACLSコースでの気管内挿管のスキルブースはなくなりました。また、シナリオステーションでも挿管は練習しないし、指示しなくてもよいことになっています。ただし、高度な気道確保器具については十分な理解が必要で、気管内挿管されている状態での換気と胸骨圧迫の練習はありますよ。
とにかく重要なことは、きちんと患者さんの胸郭が挙上するだけの換気ができているということと、過換気を避けるということです。

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気道確保 ⇒ 頭部後屈、顎先挙上(外傷があれば下顎挙上)
頭部後屈顎先挙上で、十分に気道確保ができなければ、エアウェイによる気道確保を選択します。
エアウェイ ⇒ 口咽頭エアウェイ(OPA)
         鼻咽頭エアウェイ(NPA)

《口咽頭エアウェイ(OPA)》
舌が咽頭後壁に落ち込まないようにする。
    咽頭の吸引を容易にし、気道管理用具を噛むことをことを防ぐ。
    咳・嘔吐反射のない、反応のない患者に使用する。
    口に入れるときは反転した状態で挿入する。
    もしくは代替法で舌圧子または類似の器具で舌を
    口腔底に押しつけながら反転せずに挿入する。
    サイズ:成人8~10号
    サイジング:口角~下顎角

《鼻咽頭エアウェイ(NPA)》
    意識があり、咳・嘔吐反射のある患者でも使用できる。
    重症の頭部、顔面の外傷の患者には注意して使用する。
    サイズ:鼻穴、患者の小指の太さ
    サイジング:鼻穴~耳たぶ
  * Airway挿入後は必ず呼吸の確認をすること!!



《酸素投与》
room airの酸素濃度はどのくらいでしょう??
鼻カニューレでは酸素流量を1L増やすと吸気中酸素濃度(FiO2:エフアイオーツー)はどのくらい増えるのでしょう。
あ、ここで注意点を一つ。これはあくまでも酸素流量(L/分)に対するFiO2の期待値であって、極端な話患者さんが口呼吸をしていたら酸素濃度は上がりませんよね。
一般に鼻カニューレでの流量を1L増やすとFiO2は4%上がるといわれています。
room airの酸素濃度を計算しやすいように20%と考えると
  1L = 24%
  2L = 28%
  3L = 32%
  4L = 36%
  5L = 40%
  6L = 44%・・・・・となります。鼻からの酸素投与は教科書的には6Lが限界ですから、まあ空気中の倍の濃度くらいはいけるということになりますね。
鼻カニューレで患者さんに酸素を投与するのは患者さんの状態がいい時。SpO2 = 95%くらいと考えてください。
では、もっとSpO2が低い患者さんにはどうするのでしょう? ・・・・・・・そうです。フェイスマスクでの投与ですね。
リザーバーがないフェイスマスクでの酸素投与は6L/分でFiO2 = 40%、7Lで50%、8Lで60%くらいと言われています。
リザーバーつきマスクでは9Lで90%、10~15Lでほぼ100%のFiO2を期待することができます。
他にベンチマスク(ベンチェリーマスク)、インスピロンなどがありますがあまり一般的ではないのでここでは省略します。・・・・コースでも使わないしね。


おまけ
挿管中の患者の状態が悪化した場合は、どうしましょう。
ACLSの考え方の基本は生命維持がきちんとできること。そして専門医に引き継ぐまで、患者に害にならない科学的根拠に基づいた標準的な処置ができることなのです。それなのに、挿管中の患者の状態が悪化たりしてはいけません。死につながる可能性のあることをやってはいけないのです。ですから、処置の前の評価と、処置のあとの確認は必ず必要です。
まずは、次の可能性を考慮しましょう(DOPE)。
  D:位置異常(Displacement of the tube from the trachea)
  O:チューブの閉塞(Obstruction of the tube)
  P:気胸(Pneumothorax)
  E:機器不良(Equipment failure)




《補助換気》
しっかりした脈が触れる患者さん。つまり、心拍出があり循環が保たれている患者さんで呼吸が十分でない場合はBVMによる補助換気が必要です。
ここでも重要なことは過換気を避けること。酸素流量15L/分でリザーバーつきBVMを使うと、100%の酸素供給ができます。
補助換気は5~6秒に1回、つまり1分間に10~12回です。2分間実施して再評価します。

気道管理のスキルブースでは補助換気の一人法、二人法、輪状軟骨圧迫を練習します。



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