SSブログ

インストラクションで抑える笑いのツボ [外傷(JPTEC&ITLS)]

BLSではわたしのブースは楽しそうといつも言われますが、JPTECではそうはいきません。とにかく時間との戦いだし、自分にも余裕がないし、なぜなんだろうといつも思っていました。
先日、対馬でのHS-AEDのときに、一般市民の方から
「こんなに楽しいコースだなんて思っていませんでした。もっと緊張するし、固い雰囲気かと思っていたんです。」って言われたんです。
その時は、リラックスしていただかないとわかっていることもわからなくなるし、できることもできなくなるからですね。緊張しないで受講できるように考えてるんですよ。とお答えしました。
もちろんJPTECのときもそうするようにと思っているのですが、やはり時間がタイトで、やらなければならないことが多すぎるのでそうできないというのが正直なところです。
そして、BLS(HS-AED)のときは必ず笑いをとれるツボがあるんです。
最初の口対口人工呼吸のとき、トレーニング用のマネキンでは頭部後屈しなくてもしすぎても、うまく空気が吹き込めないことがあるんです。さらに顎先挙上を一生懸命にしてしまうとマネキンの口が閉じてしまう。そうするとなかなか吹き込めません。
そんなときわたしはマネキンの鼻を少し頭の方に引っ張り上げるようにして、顎先挙上を軽めにするようにと言います。
「鼻を引っ張って“痛い!”って言ったらこの人は意識があるので人工呼吸はしなくていいんですよ。」そこで軽く笑いを誘っておきます。
次に口対マスク換気のところで、マスクの押し付け方が甘いと、吹き込む空気が漏れてしまい、うまく胸が上がりません。ここでちょっと力を入れてしっかりマスクをマネキンの顔に押し付けるように言います。
「マスクをしっかり押し付けて痛がったり暴れたりするようなら、この人は呼吸停止してませんから人工呼吸は不要です。」とここでしっかり笑いを取っておきます。そうするとなんとなく和んだ雰囲気になり、コースが進めやすくなるのです。


・・・・・でもJPTECでは笑いのツボが見つかりません。まだまだわたしが未熟ということでしょうか。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。